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修養団設立へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月4日掲載

 「天下を動かさんとするものは、まず自ら動くべし」との理想を高くかかげ、行動を重んじた門三の態度に学生や教師が共鳴し多くの同志を得た。そして2年後の明治39年2月11日、師範学校の食堂に、全職員、学生約400人が集い、「総親和総努力」の明るい社会建設をめざして修養団が設立された。修養団会員には「修養の三主義」が提唱された。

修養の三主義

  1. 瞑想 朝起きた時や夜寝る前に静座して心を落ちつけ、自分や世界のありかたを考える。
  2. 偉人崇拝 尊敬する偉人の言動をいつも心に思い起こし、少しでもその人に近づくように努力する。
  3. 流汗 汗を流し、自分をきたえ、理想の社会を建設するよう努力する。

 門三は明治40年東京府師範学校を卒業し、赤坂尋常高等小学校の訓導となったが、修養団の運営と教職の両立は容易ではなく、明治43年門三は教職を辞した。
 そして東京四谷左門町に修養団の事務所を設置し、本格的に活動を始める(28歳)。
また財界の重鎮であった渋沢栄一などの支援を受けながら活動する。
(注釈)修養とは何か
修は「修身」の修で、身を修める、すなわち自分の行いを正しくすること。
養は「養心」の養で、心を養う、すなわち自分の心を豊かにすること。
したがって、修養とは身と心を健やかに育み、優れた人格となるように努めること。