自然も良いし、人も良い
東京都から移住(喜多方歴1年)
夫 登司紀さんは和歌山県出身。妻 晶子さんは会津若松市出身。
約30年間関東圏で生活してきました。
登司紀さんの仕事はグラフィックデザイナーで、移住後もテレワーク(在宅勤務)で東京の会社に勤務しています。
東京住まいの頃から小さく畑を借りて野菜を育てていたという出口さん夫婦。「今思えば、昔から自然が好きだったのかなぁ」と振り返ります。
「農ある暮らし」にあこがれた移住先は、晶子さんの実家がある会津でした。その後、東京で開催された移住フェアでの相談を経て、空き家を購入することになります。空き家の取得や改修の補助金を活用し、足りない部分は自分で試行錯誤しながら現在もリフォームを継続中とのことです。「素人ですが楽しいですよ」と、空いた時間の趣味になっているようです。
「町内会で初めてあいさつをしたとき、皆さんが親身に話を聞いてくれました。移住して最初の頃は特に、畑も何もできていなかったので、地域の方々が山のように野菜を持ってきてくれ、それがとてもありがたかった」と出口さん。
出口さんは移住するまで草刈機を触ったことがありませんでしたが、今では、草刈りなどの地域の活動に積極的に参加しています。「思い描いていたスローライフじゃないですけど、充実していて楽しいですよ」と出口さんは笑います。
※当インタビューは、2019年に行われたものです。