ボートのまち宣言
県営荻野漕艇場(以下「ボート場」という。)は、カイギュウやクジラなどの化石が発掘された太古のロマンの里・喜多方市高郷町にある県内唯一の公認ボートコースです。
昭和25年に開設され、以後、多くの全国大会、東北大会を開催しており、昭和27年と平成7年には、国民体育大会ボート競技が開かれ、水清らかで波静かな直線1,000メートル6レーンのボートコースで、多くの愛好者に親しまれている全国屈指のボート場です。
また、艇庫には「スポーツの宮様」として多くの国民に敬愛された秩父宮親王御愛用のシングルスカルが、展示されています。
平成19年9月には、第16回全国市町村交流レガッタが開催され、全国から1,000名を超える選手・関係者が集い、2日間にわたる白熱したレースが展開されました。
また、それに合わせて、地場産品の販売、市民の心のこもったおもてなし、押切川公園体育館での歓迎レセプションなど、人的・物的な交流が図られました。
このことは、ボート場の有効活用が、喜多方市全体への経済的波及効果の可能性を示したものであり、今後の地域活性化策に、明るい見通しを与えてくれました。
本市は、このボート場と喜多方の魅力ある地域資源を活用し、人と地域の交流を促進しながら経済的な地域活性化に結びつけるとともに、ボートを通して健やかな心と身体を育み、新たな賑わいを創造しながら、元気で活力に満ちたまちを実現する「ボートのまちづくり」を推進します。
ボートのまち宣言文
わたしたちのまち喜多方にある荻野漕艇場
2007年9月、全国市町村交流レガッタが開催され
地域を越えた友好と交流の輪が広がった。
風をきるボート
しぶきをあげるオール
仲間たちの歓声
連帯と交流の中に、ボートの魅力とレガッタの楽しさを共有した。
ここには、未来を拓く大きな可能性とエネルギーがある。
わたしたちは、ボートを通して
健やかな心と身体を育み
新たな賑わいを創造する。
今、市民が一体となって
元気で活力に満ちたまちをつくるため
ここに「ボートのまち喜多方」を宣言する。
ボートのまち喜多方 シンボルマーク