喜多方市教育振興基本計画「地域を支え未来を拓く人づくりプラン」を見直しました

印刷用ページを表示する　掲載日：2023年3月31日更新

　喜多方市教育委員会では、教育の更なる振興と発展を図り、地域社会を支えよりよい未来を拓いていく人材の育成に邁進していくため、教育基本法に基づく教育振興基本計画「地域を支え未来を拓く人づくりプラン（平成29年度～令和８年度）」を平成29年３月に策定し、これまで「まちづくりは人づくり」の考えのもと、育成すべき人材の姿を基本理念に据えて、教育の各分野における振興に取り組んでまいりました。

　しかしながら、本計画の策定後、人口減少と少子高齢化の更なる進行、学習指導要領の改訂、ＩＣＴ等の技術革新など喜多方市の教育を取り巻く環境は大きく変化してきています。さらに、令和２年初頭からの世界的な新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、これまでの日常が大きく変化し、不測の事態においても「学びを止めない」対応が強く求められています。このような様々な状況の変化とこれまでの取組の総括を踏まえ、中間年となる令和３年度において本計画の見直しを行いました。

　今回の見直しにおいては、「地域社会みんなで子どもたちを育てる施策の強化」「新たな時代を生き抜く子どもに必要な資質・能力の育成を目指したＩＣＴ教育の強化」「人生100年時代を見通した学びの場づくりの強化」「歴史・文化・芸術の保存と活用の強化」などを盛り込んでおります。見直し後の本計画は、国が定めた第３期教育振興基本計画を参酌し、県における第７次福島県総合教育計画を踏まえ、喜多方市総合計画との整合性を図った令和４年度から５年間の教育振興の基本的な計画です。なお、この計画を推進する具体的な事業については、本計画に示す重点的に取り組む施策に基づき、年度ごとに重点事業実施計画を作成し取り組んでまいります。