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3R(リデュース、リユース、リサイクル)でプラスチックごみを減らしましょう!

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月27日更新

3Rは、ごみを減らし限りある地球の資源を守るために、繰り返し使う循環型社会を実現するための重要なキーワードです。私たちも海洋プラスチックごみの問題を身近に考え、3R活動でプラスチックごみを減らしましょう!

海洋プラスチック問題は知ってますか?

 普段私たちが使っているプラスチック製のペットボトルや容器などは、ポイ捨てされたり適切な処分がされないことにより海に流され、海洋プラスチックごみになります。海洋プラスチックによるごみ問題とは、そうしたプラスチックごみが海洋汚染や生態系に及ぼす影響を問題視したものです。

 海洋生物への影響は甚大です。例えば、ウミガメがプラスチックのポリ袋をクラゲと間違えて食べてしまったり、廃棄されたプラスチック製の漁業網に絡まってクジラや海鳥が窒息死したりするなど、被害の報告が世界中で後を絶ちません。

 また、「マイクロプラスチック問題」も大きな課題の一つです。マイクロプラスチックとは、海流で漂流したプラスチックごみが雨や波、紫外線によって5ミリ以下の細かい粒子にくだかれたもの。それを海洋生物が“エサ”と間違えて食べれば、その後の食物連鎖であらゆる生物の体内にプラスチックが取り込まれることになります。

 もちろん魚を口にする人間も例外ではありません。2019年6月、AFP通信が報じたカナダ研究チームによる調査結果では、1人あたりが年間で取り込んでいるマイクロプラスチックは約5万2000個だとか。

 また2024年3月、医学誌「The New England Journal of Medicine」に発表された新たな研究では、血管内にたまった微小なプラスチック粒子と、心臓発作(心筋梗塞)、脳卒中、死亡のリスクの高さが関連付けられています。

プラスチック食物連鎖

プラスチックごみを減らすために私たちができること

3Rでプラスチックの減量に取り組もう!プラスチックを賢く利用する暮らしに変えていきましょう!

1 Reduce(リデュース) ごみになるものを減らすこと

 ・スーパーなどで利用するポリ袋を減らす。

 ・食品の保存はふた付容器を使い、ラップの使用を減らす。

 ・原料採取から処分されるまでの環境負荷も考えて、商品を選ぶ。

2 Reuse(リユース) ものを大切に繰り返し使うこと

 ・マイバッグを定期的に洗濯して、清潔に長く使う。

 ・マイボトル、マイスプーン、マイ箸などを持参し、使い捨て容器等の使用を減らす。

 ・詰め替え用ボトルなど繰り返し使える商品を選んで利用する。

 ・自分で使わなくなったおもちゃや服は、使ってくれる人にゆずる。

3 Recycle(リサイクル) ごみを原材料として再生利用すること

 ・ペットボトルやプラスチック製容器包装など資源となるものは、適切に分別して資源ごみに出す。

 ・使用しなくなったプラスチック製品は、捨てずに別な用途で活用・再利用する。

 ・再生プラスチック製品を使用する。

4 道路や建物、空き地にごみがないキレイな街にすること

 ・ごみのポイ捨て、不法投棄はしない。

 ・屋外で出たごみは、家に持ち帰って処分する。

 ・道路や河川、用水路の清掃活動に参加する。


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