ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 健康・福祉 > 健康・医療 > 健康維持・食育 > ダニ媒介感染症に注意しましょう!

本文

印刷ページ表示 更新日:2026年7月6日更新

ダニ媒介感染症に注意しましょう!

ダニ媒介感染症に注意しましょう!

 ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。

 人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあります。ダニがウイルスや細菌を保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱を含むダニ媒介感染症は、発生する地域の広がりとともに継続して患者の発生が報告されています。

感染経路(マダニの生息場所)

  • マダニは春から秋にかけて活動が活発になります。​​​​
  • マダニは、シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が生息する環境のほか、民家の裏山や裏庭、畑などにも生息しています。特に屋外でのキャンプやハイキング、農作業や草刈り、山中での作業(山菜採りなど)ではダニに咬まれるリスクが高まります。

潜伏期間・症状(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の場合)

  • 潜伏期間は、マダニに咬まれてから6~14日とされています。マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血します。
  • 発熱、消化器症状(食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。場合によっては、頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障がい、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全症状、出血症状(紫斑、下血)が出現します。致命率は約10~30%程度とされており、早期治療が重要です。
  • 対症療法が主体となりますが、抗ウイルス薬による治療が検討される場合があります。​

マダニ対策でできること

1.マダニから身を守る服装

 野山や草むら、畑などに入る場合は、耳を覆う帽子、首に巻くタオルかハイネックのシャツを着用し、長袖シャツの袖口は軍手や手袋にしまい、長ズボンの裾は長靴の中に入れるなど、肌の露出を少なくしてください。なお、通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用するなど、熱中症予防にも心掛けてください。

 マダニ用忌避剤はありますが、付着を完全に防ぐことはできませんので、他の防護手段と組み合わせて対策を取りましょう。

2.屋外活動後は、マダニに咬まれていないか確認しましょう!

 上着や作業着は、家の中に持ち込まないようにしましょう。ガムテープを使って、服についたダニを取り除く方法も効果的です。

また、屋外活動後はシャワーや入浴等でダニがついていないか確認しましょう。

 吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとせずに、医療機関(皮膚科など)で処置してもらいましょう。​数週間程度は体調の変化に注意し、症状が見られたら、早めに医療機関を受診してください。

3.動物の接触にも注意しましょう。

 ​動物(ネコやイヌ)を屋外でも飼育している場合、マダニが取り付く可能性があります。

 他の​動物由来感染症に対する予防の観点からも、動物に触ったら必ず手を洗いましょう。また、口移しでエサを与えたり、布団に入れて寝るなど、過剰なふれあいは控えましょう。

​ 付着したマダニを発見した場合は適切に駆除しましょう。飼育している動物の健康状態の変化に注意し、動物が体調不良の際には、咬まれたりなめられたりしないようにし、動物病院を受診してください。

 (参考)動物由来感染症を知っていますか?(厚生労働省ホームページ)

関連リンク

 ダニ媒介感染症(厚生労働省ホームページ)

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(注意喚起)(福島県ホームページ)