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11月は乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間です

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年11月7日更新

 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因の分からない病気であり、乳児の死亡原因の上位を占めていることから、その発症の低減を図るための対応が強く求められています。SIDSの予防方法は確率していませんが、以下の3つのポイントを守ることにより、SIDSの発症率が低くなるというデータがあります。

(1)1歳になるまでは、寝かせるときはあおむけに寝かせましょう

 SIDSは睡眠中に起こります。うつぶせ寝、あおむけ寝のどちらの体勢でも起こっていますが、あおむけに寝かせたほうが発症率が低いことが研究でわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。

(2)無理のない範囲で母乳を

 母乳で育てられている赤ちゃんのほうが、SIDSの発生率が低いことが研究でわかっています。様々な事情があり、すべての人が母乳育児ができるわけではありません。無理のない範囲で母乳育児にトライしてみましょう。

(3)たばこをやめましょう

 たばこもSIDSの発生要因のひとつであるといわれています。乳幼児の周囲で誰かがたばこを吸うことは、SIDSの発生率を高くすることがわかっています。妊婦自身の喫煙、まわりの人が吸ったたばこの副流煙を妊婦が吸う「受動喫煙」も生まれた後にSIDSの発生要因になります。妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめ、身近な大人は禁煙・分煙に協力しましょう。

 

 SIDSは12月以降の冬期に発症する傾向があることから、こども家庭庁では毎年11月を「乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間」としています。赤ちゃんをSIDSから守るために理解を深め、発症リスクを低くするための取り組みに協力しましょう。

 詳しくは下記リンク先、こども家庭庁ホームページをご覧ください。

こども家庭庁ホームページ「赤ちゃんが安全に眠れるように ~1歳未満の赤ちゃんを育てるみなさまへ~​」<外部リンク>

普及啓発用リーフレット(11月SIDS対策強化月間) [PDFファイル/1.69MB]<外部リンク>

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