2019年10月30日 「中国 江蘇省 宿遷市 意見交換会」
本日、宿遷市を訪問する機会を得ましたことは誠に喜びに堪えないところであり、大変光栄に存じております。
喜多方市訪問団を代表しまして、この度の意見交換会に向けて御尽力いただきました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
さて、宿遷市と喜多方市は、平成29年(2017年)4月14日に両市の発展、産業やスポーツ、教育・文化面での交流促進に向けた覚書を締結し、昨年(2018年)7月には、貴市と当市の観光、医療、教育・文化について意見交換を行いました。
今回の訪問においては、前回の意見交換会での意見を踏まえ、今後の具体的な交流事業等について意見を交換させていただきたいと存じます。
当市は、昭和55年(1980年)に中国より農業研修生を受け入れ、以後、15年間に渡り、延べ56名の研修生を受け入れてきた経過がございます。
また、日中友好技術人材交流協会 最高顧問の梅木氏におかれましては、昭和59年(1984年)から20年間に渡り、中国からの人材を技術研修生として育成してこられました。
現在においても、中日相互の技術および人材交流により、中日友好交流の架け橋として、経済活動の活性化にご尽力いただいております。
また、梅木氏のもとには、毎年、多くの中国関係者が訪れている状況であり、このような関係が末永く続くことを望んでいる次第であります。
なお、福島県 上海事務所では、中国と福島県の経済交流を促進するため、中国において様々な活動を行っております。
本日は、両市の更なる交流の発展に向けて、助言者という立場で渡邉所長に御同席いただきました。
このたびの意見交換会を契機として、宿遷市と喜多方市の尚一層の友好と今後の相互交流促進に寄与されることを心から御期待申し上げます。
そして、来年には王昊(おうこう)市長先生に喜多方市においでいただき、宿遷市と喜多方市との間において、友好都市 連携協定を締結させていただきたいと存じます。
結びになりますが、本日御出席の皆様方の御健勝と御多幸を御祈念申し上げ、挨拶といたします。