願成寺所有の坐像を市文化財に指定
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月14日更新
令和7年3月26日撮影
新たに市の指定文化財に、上三宮町の願成寺が所有する「木造隆寛律師坐像」と「木造實成和尚坐像」を指定しました。
「木造隆寛律師坐像」は、カツラ材の一木造りで高さは46.2cm、13世紀中頃から後半に造られたと考えられています。県内に鎌倉時代の僧侶の肖像彫刻は少なく、文化的意義が大きいと判断しました。
「木造實成和尚坐像」は、ヒノキ材の寄木造りで高さは38cm、14世紀中頃から末頃に造られたと考えられています。願成寺周辺にもたらした影響は大きいことなどから指定に値すると判断しました。