令和4年度喜多方市生活支援支え合い連携会議について
第1回会議(令和4年8月23日開催)
ひとづくり・交流拠点複合施設「アイデミきたかた」を会場として開催し、委員22名に委嘱状を交付しました。
経過報告、市内で取り組まれている好事例や設置予定地区の状況を共有した後、今後の方向性について検討しました。
目指す地域像について意見交換を行い、委員の皆さまから「やわらかく」「向こう三軒両隣」などのキーワードをいただき、次回はそれぞれの所属団体等で何ができるかも含め、協議することとなりました。
第2層代表の意見交換会「ざっくばらん会」を第2層生活支援支え合い会議の情報共有の場とすることや、ざっくばらん会と他団体への働きかけなどについて意見がありました。
委員や関係者から「AIオンデマンド交通」や「きらり喜多方健康ポイント」などの事業説明があり、高齢者の移動支援や介護予防として、それぞれの団体等でも広まることが期待されます。
研修会(令和4年11月15日開催)
2度の被災経験を基に防災すごろくを作成しているico.(物江麻衣子)さんを講師にお招きし、生活支援支え合い連携会議委員と各生活支援支え合い会議の委員数名、総勢30名で「被災シミュレーション もしもすごろく」を作成するワークショップを行いました。福祉と防災を考える良いきっかけとなりました。
1.被災体験談、もしもすごろくの紹介
東日本大震災と令和元年に台風19号で自宅が天井まで浸水となるなど、2度の被災体験を基に、防災の普及啓発のため、「被災シミュレーション もしもすごろく」を作成。防災は日常の延長と考え、隣近所との関わりなど平時から意識しておくことの大切さを共有しました。
2.防災ポーチの紹介
防災笛、モバイルバッテリー等、普段から持ち歩いている防災ポーチの紹介がありました。喜多方市では車で移動される方が多いため、車に備えておいた方が良いグッズとして、脱出用ハンマーや簡易トイレなどもあると安心とのことでした。
3.グループワーク
6グループに分かれ、「被災シミュレーション もしもすごろく」を作成しました。それぞれにシチュエーションを考え、命を守る行動や隣近所への声掛け、情報共有に関する意見などが出されました。普段から地域を気にかけている方々なので、「近所に大声で避難を呼びかけながら逃げる」「怪我をしている人がいないか気にしながら情報収集して避難しよう」など活発な意見交換を行いながら「もしもすごろく」を作成しました。
「防災ポートフォリオ」
今回の研修では、描き込み式の「被災シュミレーションもしもすごろく(自分編)」を使用しました。
ご興味のある方は、ico.(物江麻衣子)さんの防災イラスト資料集「防災ポートフォリオ」で同じものをダウンロードできます。
ico.(物江麻衣子)さんの防災イラスト資料集「防災ポートフォリオ」について詳しく知りたい方はこちら<外部リンク>
第2回会議(令和5年2月1日開催)
喜多方市生活支援支え合い連携会議として目指す地域像について、改めて意見交換を行いました。
協議の結果、言葉は違っても皆同じ思いであることが共有され、声をかけ合える地域でなくては助け合えることは難しい、地域で声をかけ合いながら見守りや支え合い活動を行っていきたいなど活発な意見がだされ、協議の結果、「お互いに声をかけあえる地域」に決まりました。
生活支援コーディネーターより、オレンジガーデニングプロジェクト参加やおたがいさまで見守り合い実践BOOK概要版作成の提案があり、次年度に向けすすめていく事となりました。
会議終了後、早速自分たちで協力できることを考え、個別で話し合う姿が見られました。
※これまでの取り組みについて知りたい方は、「喜多方市生活支援支え合い連携会議について」をご覧ください。
※各地区生活支援支え合い会議(第2層)について知りたい方は「生活支援支え合い会議を開催しています」をご覧下さい。