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令和6年度「31文字で喜多方を詠おう」入賞作品決定!

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月31日更新

「31文字で喜多方を詠おう」入賞作品が決定しました!

 「喜多方市」の魅力を再発見するとともに、生涯学習の推進を図ること等を目的として募集を行った当事業について、市内外から多数ご応募いただき、その応募総数は、一般の部87首、ジュニアの部331首となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。入賞作品をご紹介いたします。

 一般の部

最優秀賞(1名)

 佐瀬 玲子さん 高郷町 女性

入植のこころ燃やして登りたる鳥屋山の峰よみがえる春​
審査員コメント

  入植の志を持って鳥屋山の峰を目指した若い日を懐古する歌。一首の軸に「鳥屋山」を置き力強く、そして味わい深い。

優秀賞(3名)

 今北 渚さん 兵庫県 女性

自転車で桜並木をふたりゆくタイヤに花びら巻き込みながら​
​審査員コメント

  桜並木を自転車でゆく二人は恋人でしょうか?下句の具体がとてもいい。ここから情景が生き生きと立ち上がってくる。

 

 近江 菫花さん 滋賀県 女性

七輪の炭火に炙り返す技火箸の先に煎餅踊る

  審査員コメント

  煎餅を一瞬に炙り返す技を「煎餅踊る」と擬人的に表現してユニーク。その技に見惚れる作者も見えてくる。​

 

 物江 律子さん 高郷町 女性

海なりし遥か昔に思い馳せカイギュウランドの化石に見入る

  審査員コメント

  カイギュウランドたかさとの化石を見ながら会津一帯が海であったという太古の昔に思いを馳せる作者。調べがゆったりとしていて心地よい。​

優良賞(5名)

 甘利 麻紀子さん 大阪府 女性

日中線しだれ桜が風に揺れ道ゆく人の春やそれぞれ​
審査員コメント

  上句から下句への流れが美しく調べも軽やか。「や」の詠嘆が趣を深くしている。

 

 樋口 淳一郎さん 香川県 男性

喜多方の麺を啜れば霧の朝これから俺は旅に出るのだ​
審査員コメント

  朝ラーを食べ、さあこれから「旅」に出るのだと気合を入れる作者。霧の中を颯爽と歩く姿さえ浮かんでくる。

 

 木内 美由紀さん 兵庫県 女性

還暦の我が想うと罪ですか恋人坂に君と行きたい​
審査員コメント

  あっけらかんとした詠みに思わず笑ってしまった。ロマンチックな名称をもつ「恋人坂」は観光スポット。どうぞ恋人坂にお二人で‼

 

 伊藤 スエさん 関柴町 女性

孫からの旅の写メールシドニーのスーパーに並ぶ喜多方ラーメン
審査員コメント

  シドニーのスーパーに喜多方ラーメンが並んでいたということ、喜多方市民として何か誇らしい。孫さんの写メールに拍手ですね。

 

 中野 秀秋さん 愛知県 男性

ラーメンの包装で知る喜多方の街を巡りて味極めたし​
審査員コメント

  喜多方を知るきっかけとなったのが、ラーメンの包装だったという、この気付きが妙。ぜひおいでください。

 ジュニアの部

最優秀賞(1名)

 松下 日向さん  喜多方市立第三中学校 2年

恋人がいなくても良いこの景色いつか2人で来てみたい坂
審査員コメント

  恋人がいてもいなくても恋人坂からのながめはすばらしい。「いつか」と言う夢がある。

優秀賞(3名)

 鵜川 琉愛さん  喜多方市立第二中学校 1年

向日葵を友と見上げた真っ直ぐに駆け抜ける坂夕暮れの空
審査員コメント

  青春、友情、夢が表現されている。

 

 折笠 凜さん  喜多方市立第一中学校 3年

亡き祖父と交わした未来胸に秘め岩子の心を我は受け継ぐ
審査員コメント

  瓜生岩子は喜多方の誇りです。どうぞ岩子を目指してください。応援します。

 

 原 心愛さん  喜多方市立第一中学校 1年

水田にそよそよそよ風あたる時稲穂の先が金にかがやく
審査員コメント

  「そよそよそよ」と三回つながっているのがおもしろい。秋の田の稔りが広がって見える。

優良賞(5名)

 濱田 七音さん  喜多方市立第二小学校 6年

夏祭り熱気あふれる太鼓台ふる里愛しつどう喜多方
審査員コメント

  夏祭り、太鼓台は喜多方を詠う上で、はずせませんね。笛や太鼓の音、ざわめきが聞こえます。

 

 矢部 敬太さん  喜多方市立第三中学校 1年

マラソンの練習いつも恋人坂あなたといっしょに暮れる夕やけ
審査員コメント

  青春そのものを詠んでいる。現在進行形なのも良い。

 

 小林 巧弥さん  喜多方市立塩川小学校 6年

飯豊山きれいな水と山都そば夜空はぼくのプラネタリウム
審査員コメント

  プラネタリウムを持って来たのが良い。夜空がきらきら頭上に広がっているようだ。

 

 渡部 斗馬さん  喜多方市立第一中学校 1年

田付川鴨が流れに乗せられて皆集まり童話のように
審査員コメント

  このような風景は田付川の上流から下流まで度々見られる。のどかで平和な様子が見える。

 

 大堀 花純さん  喜多方市立第一小学校 6年

喜多方は蔵にラーメン桜並木みりょくいっぱい笑顔もいっぱい
審査員コメント

  子どもらしい表現。「いっぱい」のリフレインが良い。


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