離乳食を始める方へ【離乳食初期】
5か月から離乳食がはじまります。離乳食は、お子さんの消化吸収する力に合わせて進めよう。
離乳食の目的
固形の食べ物をしっかり噛んで食べられる、噛む力を育てることです。
赤ちゃんの発達にあわせてゆっくりとすすめていきましょう。
離乳食開始のめやす(5か月頃から、次のような点を観察しよう!)
1 首がしっかりすわる
2 支えるとすわることができる
3 スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
4 食べ物や食べていることに興味を示す
離乳食をすすめるときに気をつけたいこと
はちみつ:乳児ボツリヌス症予防のため満1歳までは使わないようにしましょう。
牛乳:牛乳は1才までは控えましょう。ただし、調理に使う程度(後期以降)であれば構いません。
油脂類:調理の副材料として、バター、マーガリン、植物油を中期から適宜使用するのはよいですが、量に気をつけましょう。
その他:アレルギー予防のため、そば、さば、いか、たこ、えび、かに、貝類等は月齢9か月頃までは控えましょう。
※離乳食は1才までは加熱して与えましょう。生卵や刺身は2・3才からにしましょう。
味つけ
赤ちゃんの未熟な腎臓に負担をかけないように、調味料は9か月を過ぎてから使います。
9か月以降も食品の持つ味が感じられる程度にし、濃い味付けにならないように注意しましょう。
5~6か月(ゴックン期) |
7~8か月(モグモグ期) |
9~11か月(カミカミ期) |
12~18か月(離乳食完了) |
味つけはいらない |
ごく少量(大人の1/4) |
少量(大人の1/3) |
10倍がゆの作り方
お米からの作る場合
※ご飯から作る場合
ご飯に5倍の水を加えて煮ます。
野菜のペーストの作り方
〇じゃがいものペースト
〇にんじんのペースト