「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント
新型コロナウイルス感染症予防のため、各種イベント等が中止になっています。
高齢者は感染症が重症化しやすいといわれていますので、手洗いを中心とする感染予防を心がけましょう。
また、外出を自粛し自宅で過ごす時間が多くなると「動かないこと(生活不活発)」による健康への影響が危惧されます。
自粛生活の中で高齢者として気をつけたいポイントをご紹介しますので、皆さんの健康維持にお役立てください。
「動かない」でいると「動けなくなる」
「動かない」(生活不活発)状態が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことを「生活不活発病」といいます。
生活不活発病がおきると、歩くことなどが難しくなったり疲れやすくなったりして「動きにくく」なり、「動かない」ことでますます生活不活発病はすすんでいきます。
生活不活発病がすすむと虚弱(フレイル)となり、体の抵抗力が低下し、感染症も重症化しやすい傾向になります。
特に高齢者の方や持病のある方は悪循環となりやすく、早めに予防することが大切です。
「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント [PDFファイル/895KB]
予防のポイント
毎日の生活の中で「動くこと」を意識しましょう。
「動かない」でいると「動けなくなる」 [PDFファイル/463KB]
人が多く集まる場所への外出を控えることは大切ですが、3つの密(密閉空間・密集場所・密接場面)を避け、天気の良い日に公園など開放的な場所で散歩をするなど、生活不活発病にならない工夫も必要です。
家でできることを考えるために、平成30年6月に全戸配布した「今日からはじめる介護予防」の活用もオススメします。
「今日からはじめる介護予防」の冊子は高齢福祉課・各総合支所住民課にもおいてあります。
わくわく!いきいき!高齢者!<号外> [PDFファイル/758KB]
【冊子の内容】筋力トレーニング、低栄養予防、口腔ケア、閉じこもり・うつ予防、
認知症予防、市で実施している介護予防事業
こんなこともしてみましょう!
○喜多方市オリジナル「太極拳ゆったり体操」
いすに座ったままできる体操です。リーフレットを見ながら体操してみましょう。 *DVD付テキストも販売しています。
太極拳ゆったり体操 紹介ページ(テキスト販売案内)
太極拳ゆったり体操 短縮版 リーフレット [PDFファイル/1.25MB]
○友達や家族と電話で話をするのも良い方法です。
○手洗い、うがい、咳エチケットをしましょう。
簡単手作りマスクの作り方と布マスクの洗い方 [PDFファイル/528KB]
おうち時間を楽しく健康にすごすヒント
東京大学高齢社会総合研究機構がシニアのためのおうち時間を楽しく健康にすごす知恵をまとめています。
ウィズコロナの中で高齢者の方々の健康を維持するためには、「おうち時間」を過ごすだけでなく、感染を避けながらも人と社会がつながり続ける必要があります。
「ちえのわ」
「おうちえ」の第2弾として、シニアのための知恵でつながる地域の話
「ちえのわ」が発刊となりました。
人とつながり続けることや活動を止めないことの大切さに気付かされた今だからこそ、
暮らしに取り入れるヒントや続けられる工夫としてご活用ください。
「おうちえ」
おうち時間ともいわれる中で、私たちは何ができるでしょうか。
いずれ落ち着く時期が来ます。その時に、何か一つ得ることができた自分になれるように。
今できることに取り組み、おうち時間を楽しく健康にすごす工夫を考えてみませんか?
東京大学高齢社会総合研究機構ホームページはこちら<外部リンク>