東町蔵屋敷「会陽館」をご利用ください
東町蔵屋敷「会陽館」(かいようかん)とは?
蔵の保存と活用による観光の振興、地域住民の交流の促進を図ることを目的とした施設で、敷地内には2棟の蔵や庭園があります。
西側の蔵は、貸出可能な「交流スペース」や「厨房」があり、施設の一部は会津喜多方国際交流協会の事務所となっています。東側の蔵は、貸出可能な「多目的スペース」があり、打ち合わせや会議、イベントなどで利用されています。貸出可能な施設は、事前に商工観光課へ利用許可申請を行うことで利用することができます。
東町蔵屋敷「会陽館」の由来について
明治時代から昭和50年代にかけて喜多方の経済を牽引してきた「会陽製糸株式会社」に由来します。
会陽製糸株式会社は、喜多方を代表するかつての製糸会社の一つです。その創業は明治33年(1900年)の五十嵐合名会社までさかのぼりますが、その創立者が五十嵐小右衛門氏でした。五十嵐家は喜多方で400年以上前から代々、蚕糸業を家業としており、明治以降は喜多方の主要産業であった蚕糸(さんし)業や製糸業の発展に大きく貢献した旧家です。現在の東町蔵屋敷「会陽館」は、以前この場所に居を構えていた五十嵐家の子孫である五十嵐純一氏と土井惠重子氏から市が寄付を受け、平成25年度に市の施設として整備したものです。
施設の愛称を募集し、応募があった中から五十嵐家にゆかりのある「会陽館」が採用され、平成26年度から東町蔵屋敷「会陽館」として地域住民を中心に使用されています。
利用方法
交流スペースや厨房、多目的スペースを利用するには、下記のとおり商工観光課へ利用許可申請書の提出が必要です。使用料は前金払いとなります。ご不明な点は商工観光課にお問い合わせください。
予約~利用までの流れ
1 予約
- 商工観光課窓口または電話(0241-24-5296)にて使用する場所や日時を伝えて予約します。
2 申請書類の提出
- 「蔵屋敷利用許可申請書」をダウンロードし、必要事項を記入して商工観光課へ提出します。
※ 申請書様式は商工観光課窓口にもあります。
3 鍵の受取と料金の支払
- 使用予定日の前日(月~金曜日の平日)までに、商工観光課で鍵を借ります。
- 使用料の納付書を受け取り、使用予定日の前日までに支払いをします。(前払となります。)
4 鍵の返却
- 利用後、東町蔵屋敷「会陽館」の鍵を商工観光課に返却します。
※ 使用日が土・日曜祝日の場合は、使用日翌日の午前中までに返却。
蔵屋敷利用許可申請書
※ 使用料が減免される場合があります。詳しくはお問い合わせください。
利用可能スペース
交流スペース
※ イス8脚、テーブル1台の備え付けあり。
※ 交流スペースは、小田付伝統的建造物群保存地区発展のために活動している地域おこし協力隊の拠点(令和7年3月現在)でもあるため、利用についてはお問い合わせください。
厨房
※ コンロ、水道、給湯設備の備え付けあり。
多目的スペースA・B
※ 折り畳みイス30脚、折り畳みテーブル8台あり。
使用料
スペース名 | 使用料(1回1時間につき) |
交流スペース | 90円 |
厨房 | 80円 |
多目的スペースA | 100円 |
多目的スペースB | 100円 |
※ 使用時間が1時間に満たないとき、または使用時間に1時間未満の端数があるときは、これを1時間として計算します。
施設情報
所在地 | 喜多方市字東町4088番地1 |
供用時間 | 午前8時30分~午後10時00分 |
休館日 | 12月29日~1月3日 |