環境にやさしい農業
環境にやさしい農業の推進
近年の農業は、大規模化に伴う機械の大型化、化学農薬や化学肥料の多用によって、収量の増加や安定的な収穫が得られる等の一定の発展が見られました。
しかしながら、作物の生育に必要な土壌はやせ、地下水へ化学物質が浸透するなど、地球環境への負荷を高めている現状にあります。
そのため、平成16年8月に旧喜多方市において、自然環境と調和した農業生産活動等を推進するため、喜多方市環境にやさしい農業推進協議会を設立し、生産者団体、消費者、行政等が環境にやさしい農業の実践活動を行ってきました。
また、本市熱塩加納地区においては、昭和50年代から有機無・低農薬栽培による米づくりを中心とした安全な農産物の生産を開始し、これまで消費者ニーズにあった高品質・高付加価値米等の生産につとめてきました。
平成18年の市町村合併に伴い、平成18年11月に新たに「喜多方市環境にやさしい農業推進協議会」を設立し、全市を対象とした「喜多方市環境にやさしい農業推進方針」を策定したところです。
今後も、生産者、消費者、農業団体、行政が一体となって環境負荷の少ない農業への転換など環境保全型農業を推進していきます。
喜多方市の環境にやさしい農業を紹介します
喜多方市地域おこし協力隊(熱塩加納町担当・森田正明)と喜多方市環境にやさしい農業推進協議会が協力し、喜多方市の環境にやさしい農業を紹介する映像を制作しました。
喜多方市における有機農業の取り組みについて紹介していますので、以下リンクよりぜひご覧ください。
- 環境にやさしい農業~伝統と革新の熱塩加納~<外部リンク>
環境保全型農業直接支払交付金に取り組んでいます
化学肥料・化学合成農薬の5割低減等と合わせて行う、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動を支援するものです。
喜多方市では、堆肥の施用やカバークロップなどの取り組みが行われ、特別栽培グループや地域を単位とした団体での取り組みが多く、面積も拡大しています。
令和3年度の取組農家戸数は220戸、取組面積は887haであり、県内1位の取組実績となっています。
- 環境保全型農業直接支払交付金について<外部リンク>