【遭遇注意】クマに遭わないためにできること
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年8月8日更新
今年度、喜多方市ではツキノワグマの目撃情報が、昨年度を上回って推移しています。
お盆から秋彼岸にかけてお墓掃除やお墓参りで普段人の出入りが少ない墓地に行く機会が増える時期になります。周りが木々に囲まれているお墓等は見通しが効かず、人間もクマも互いの存在が確認できず、突然の遭遇により人がケガを被ってしまう危険があります。墓地へ行くときは次の点にご注意ください。
◆遭遇を避けるために◆
- クマに人の存在を知らせるために、クマ鈴、ラジオなどを鳴らしましょう。(音の出るものがない場合は、両手を打ち鳴らしましょう)
- クマは朝夕の薄暗い時間や、天気が悪い日は活動が活発になります。そのような時は、一人の活動は極力避けて注意を怠らないようにしてください。
- お墓へのお供え物は持ち帰りましょう。(クマの食べものになる可能性があります)
◆もし遭遇してしまったら◆
- まず、落ち着きましょう、大声を出したり、急な動きをするとクマを刺激してしまいます。クマから目を離さず、ゆっくり静かに後ずさりで立ち去りましょう。
- 子グマを見つけても絶対に近づかないようにしましょう。近くに親グマが隠れている可能性があります。
- 万が一、至近距離で出会い、逃げ切れない場合は、両手を首の後ろで組み、正座の姿勢で状態を前に倒し、地面に伏せましょう。顔、頭、腹を守り致命傷を負わない努力をしてください。