喜多方市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)について
計画策定の背景
2015(平成27)年に「持続可能な開発目標(SDGs)」採択や「パリ協定」が採択されるなど、環境を巡る国際的な潮流を受け、我が国でも2016(平成28)年に「地球温暖化対策計画」を閣議決定、2020(令和2)年に「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。
本市においても、2021(令和3)年9月に「喜多方市カーボンニュートラル宣言」を表明、2050(令和32)年度までに二酸化炭素排出量を実質ゼロ、2030(令和12)年度までに2013(平成25)年度比46%削減を目指し取り組むこととしました。
この宣言に基づき、市の事務事業に伴って排出される温室効果ガスを抑制するため、市が率先して取り組む具体的な内容を示す計画として、本計画を策定したものです。
計画の基本的事項
本計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に基づき、策定と公表が義務付けられているものであり、本計画の対象とする範囲などは以下のとおりです。
・対象:市が行う事務事業全般・全ての職員(再任用職員、会計年度任用職員含む)
※市が施設管理を委託している事業所の職員に対しても協力を求めます。
・施設:市が管理する全ての施設および車両など
・対象とする温室効果ガスの種類:二酸化炭素
・計画期間:2022(令和4)年度から2030(令和12)年度までの9年間
二酸化炭素排出量に関する削減目標
本計画では、以下のとおり「市カーボンニュートラル宣言」と同様の目標を定めました。
・長期目標 2050(令和32)年度までに、二酸化炭素排出を実質ゼロ
・中期目標 2030(令和12)年度までに、二酸化炭素排出量を46%削減
(努力目標50%削減)
目標達成に向けた取組
本計画では、目標を達成するため、SDGsの理念のもと、下記に示す取り組みを実践します。
・取組の体系
1) 施設設備の運用改善
2) 施設設備の更新
3) 職員の日常の取組
4) 公用車などの低燃費化と効率的な活用
5) 廃棄物発生抑制・資源の有効活用
6) 再生可能エネルギーの導入
7) その他(グリーン購入、環境配慮契約、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進、吸収源対策など)
資料編
1) 喜多方市カーボンニュートラル宣言
2) 地球温暖化のメカニズム
3) 二酸化炭素排出量の算出方法
4) 電気の二酸化炭素排出係数の変化
5) 二酸化炭素削減の取組例
市の事務事業でエネルギーを使用したことにより発生した二酸化炭素の排出量
年度別の実績については、以下からダウンロードすることができます。
計画の内容の詳細については、計画書本編をご覧ください。以下からダウンロードすることができます。
喜多方市地球温暖化対策実行計画(事務事業編) [PDFファイル/5.24MB]
事務事業編ロードマップについては、以下からダウンロードすることができます。
事務事業編~2050カーボンニュートラルへの道筋~ [PDFファイル/1.48MB]