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地下水を大切にしましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年4月22日更新

喜多方市では,御清水(おしみず)をはじめ「清水」とつく地名が多く存在します。また、環境省によると福島県の代表的な湧水として8カ所掲載されています。清水や湧水は地下水が地表に自然に出ているものをいいますが、地下水は水田灌漑用や生活用水、飲料水として利用され、さらにはラーメンや酒造などにも利用されるなど、地下水は喜多方の市民生活、そして産業や観光の発展を支えてきました。

地下水は重要な水資源であるとともに、近年、水道以外の水資源の供給源としても重要性が高まっています。

また、最近の異常気象、酸性雨などに関連した地球規模の環境保全の重要性が増す中で、二酸化炭素排出削減の観点から地下水が持つ熱エネルギーを活かした省エネ空調設備なども注目を集めています。

私たちがこの豊かで良質な地下水の恩恵を将来にわたって享受できるよう、地下水は「公共水」であるとの認識のもとに、市、事業者、市民が連携・協働して地下水の水量・水質の両面にわたり、一層の保全に取り組んでいく必要があります。

市では、喜多方市環境基本計画において、基本方針を「水源かん養機能の維持や河川水質の保全、地下水の保全を推進し、豊かな水資源の保全に努めます」とし、

「県や福島大学などと連携を取り、地下水の水位や水質の状況を把握し、地下水の保全と適切な使用に努める。」「道路消雪施設の地下水の適正利用に努める。」などの取り組みをしております。

事業者および市民の皆様には、節水に努めるとともに、雨水の利用など、水の循環利用についてご協力くださるようお願いいたします。

湧き水のイラスト


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