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そばの郷 喜多方

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月4日更新

そばの郷 喜多方

そばの郷 喜多方

 喜多方は、会津盆地の北部に位置し、南に遠く那須連山、東に名峰磐梯山、北西に霊峰飯豊山を望む風光明媚なそばの郷です。山間部を中心に秋ソバが栽培され、9月中旬には、可憐な純白の花が見られます。近年では、夏ソバの栽培にも取り組んでおり、一足早く新そばを味わえるようになりました。

 この地では、全国的に有名な会津山都そばをはじめ、ニッコウキスゲで有名な雄国沼の眼下に広がる雄国山麓の雄国そば、その南方に位置する駒形地区の会津駒形そば、ヒメサユリの群生で有名な熱塩加納のひめさゆりそば、雷神山の懐に抱かれた高郷の雷神そばなど、昔から地域ごとに特色あるそばの文化が育まれ、今もなお息づいています。

 清らかな水と寒暖差の大きな気候で栽培される風味高い玄ソバ、そして、特徴的なそば打ちの技法、そのすべてが喜多方ならではのそばの味をつくり、多くの人を魅了しているのです。

 また、喜多方には豊富な飯豊の伏流水を仕込み水に使った、おいしい日本酒を醸造する10の蔵元があり、そばに合う素敵な一杯を探せるのも魅力のひとつです。

 一度と言わず、二度、三度とそば巡りに「そばの郷喜多方」へお出でください。

雄国そば(喜多方)

雄国そば(喜多方)
 雄大な雄国山麓は、冷涼な気候により風味の良い良質なそばの産地です。確かな技術を持つ会員が打ち上げるそばは、コシがあり、風味と喉ごしの良さが特徴です。

ひめさゆりそば(熱塩加納)

ひめさゆりそば(熱塩加納)
 地元産のそばを使い、ひめさゆりのように可憐で繊細なそばを手打ちで丁寧に仕上げます。

会津駒形そば(塩川)

会津駒形そば(塩川)

 雄国山麓の駒形地区は良質のそばの産地として知られ、会員による自家栽培、自家製粉により徹底的にこだわったそばです。のし板にトントンと打ちながら伸ばしていく伝統のそば打ちで、きめ細やかで抜群にコシの強いそばとなります。

会津山都そば(山都)

会津山都そば(山都)

 冷涼で、昼と夜の温度差が著しい山都の気候と飯豊山の豊富な伏流水の恵みが良質のそばを育みます。そば粉100%で、やや透明がかった品のよいそばで、さわやかな香りと喉ごしが特徴です。また、そばは年間を通じて冷温保存施設「雪室」で保存することができます。

 県内でも有名な「そば処」であり、新そばまつり、寒晒しそばまつりと2回のそばまつりが行われ、市外や県外から多くのそば好きの方が訪れます。

雷神そば(高郷)

雷神そば(高郷)
 地元産のそば粉100%で、引きたて、打ちたて、ゆでたての3たてのそばを提供いたします。色白でやや太めの繊細でありながら食べ応えのあるそばに仕上げます。

喜多方のそばに関する情報(外部リンク:喜多方観光物産協会)<外部リンク>

 喜多方市内には7つのそば打ち団体があります。それぞれに個性豊かで、蕎麦に対する情熱にあふれています。喜多方のそば打ちは、江戸型、会津型、宮古型に分類されています。
 打ち立ての蕎麦はもちろん美味しいですが、“水まわし”から“こね”、“のばし”、“切り”と繰りだされるそば打ちは、演舞のように人々を引きつけます。市内のそば打ち団体が実際に打っている姿をぜひご覧ください。


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