笹だんご(つの巻き)

会津で五月の節句の頃に作られ、他に“つの巻き”ともいわれる郷土料理である。

※つの巻の“つの”は両端の笹の葉が牛の角のようになるのでいわれるようになったという。
※ 同じ頃に作られるひし巻きは粽（ちまき）で、端午のお供え物である。

【作り方】
1.山ごぼうの葉は茹でて水にさらし、“アク”を抜いてから細かく刻んですり鉢でする。

 2. だんごの粉に小麦粉を混ぜて、粉の中に熱湯を注ぎながらよくこね、山ごぼうの葉を入れてさらによくこねる。

3. 2を30g位にちぎって丸くのばし、あんこを丸めて中に入れ、細長く丸める。

4.笹の葉を水でぬらして2枚で団子を包む。

5.い草で両端を結ぶ。い草の端を笹の真ん中あたりで押さえ、もう一方でぐるっとまわして締める。

6.い草を反対側にもっていき、もう一方も同様に締める。

7.笹の真ん中あたりでしっかりと結ぶ。これを熱湯で15～20分くらい茹でる。

8.茹で上がったらすぐに冷水につけてひき上げ、 団子を5個ずつまとめ10個をひとまとめに結ぶ。

技術提供：喜多方市食生活改善推進員会

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