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11月10日~11月16日はアルコール関連問題啓発週間

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年11月7日更新

11月10日~11月16日はアルコール関連問題啓発週間です

 アルコール健康障害対策基本法では、国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるため、11月10日から16日までをアルコール関連問題啓発週間と定めています。

 お酒は私たちの生活に豊かさと潤いを与えるものである一方、不適切な飲酒はアルコール健康障害の原因となります。更に、アルコール健康障害は、本人の健康の問題であるのみならず、飲酒運転、暴力、虐待、自殺などの様々な問題にも密接に関連します。

アルコール

 

お酒が強い人ほど要注意!!

 もともとお酒が全く飲めない人もいれば、たくさん飲める人もいるのは、本人の遺伝的な要因が関係しています。お酒は体に入ると、〈アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→…〉と酵素により分解され、最終的に体外に排出されますが、この分解に関する2つの酵素は遺伝的にタイプが決まっています。そして、この2つの酵素の遺伝子のパターンとアルコール依存症の発症の関係を調べたところ、1.お酒に強い(お酒で顔が赤くなりにくい)けれど、2.翌日もお酒が残りやすい人では、アルコール依存症の割合が、他のタイプの人よりも多いことが研究でわかっています。

 

アルコール依存症になると様々な問題が・・・

 アルコール依存症は、大量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態で、精神疾患のひとつです。その影響は精神面にも、身体面にもあらわれます。また、仕事や家庭生活など生活面にも支障が出てくることがあります。

 アルコール依存症では、アルコールが体から抜けると、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状が出てくるので、それを抑えるために、またお酒を飲んでしまうということが起こります。

 アルコール依存症は「否認の病」ともいわれるように、本人は自分が病気であることを認めたがらない傾向にあり、適切な相談や治療につながりにくいという問題があります。また、治療を受けるなどしていったんお酒をやめても、その後に一度でも飲むと、また元の状態に戻ってしまうので、アルコール依存症からの回復には、本人が治療に対して積極的に取り組むことはもちろん、家族をはじめ周囲の人のサポートがとても大切です。

 

相談機関等

1 依存症相談拠点及び各域相談拠点

名称

所在地

電話番号

 

精神保健福祉センター

〒960-8012 福島市御山町 8-30

(024)535-3556

依存症相談拠点

会津保健福祉事務所

 

〒965-0807会津若松市城東町 5-12

(0242)29-5275

圏域相談拠点

福島県アルコール健康障害対策推進計画参照

2 福島県依存症専門医療機関(アルコール)

県では、依存症対策に取り組む体制の整った保険医療機関を選定・公表しています。

医療機関名

所在地

電話番号

医療法人為進会寿泉堂 松南病院

〒962-0403 須賀川市滑川字池田 100

(0248)73-4181

医療法人大島クリニック

〒963-8876 郡山市麓山 2-6-18

(024)934-3960

福島県アルコール健康障害対策推進計画参照

3 こころの健康相談

喜多方市

市では市民の方を対象に臨床心理士によるこころの健康相談を実施しています。

開催日時

場所

申込締め切り

予定人数

令和7年12月8日(月曜日)

午後1時15分から

喜多方市保健センター

令和7年12月1日(月曜日)

3人

令和8年3月9日(月曜日)

午後1時15分から

令和8年3月2日(月曜日)   

3人

電話0241-23-5834へ『こころの健康相談を申し込みたい。』とお話しください。

 

会津保健福祉事務所

会津保健福祉事務所では心の健康相談やアルコール家族教室を実施しています。

PDF資料および下記ページよりご確認ください。

PDF 心の健康相談 [PDFファイル/160KB]

PDF アルコール家族教室 [PDFファイル/347KB]

ホームページ こころの健康のページ(会津保健福祉事務所)<外部リンク>

 

関連リンク

アルコール健康障害対策(厚生労働省)<外部リンク>

アルコールによる健康障害(e-ヘルスネットHP)<外部リンク>

アルコール依存症(こころの情報サイトHP)<外部リンク>

「アルコールウォッチ」について<外部リンク>(厚生労働省)

 

 

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