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知ってる?国保医療費のこと 

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月2日更新

シリーズ1 特定健診

市の医療状況

表1は、医療費などについて、市と同規模である他市の平均を比較したものです。

  喜多方市 同規模市平均
表1 医療概況 ※人口1,000人当たり
外来 患者数(件数割合) 642.3(96.2%) 688.2(97.2%)
費用の割合 53.2% 59.3%
入院 患者数(件数割合) 25.4(3.8%) 19.8(2.8%)
費用の割合 46.8% 40.7%
一人当たり医療費 27,227円 25,581円
特定健診受診率 36.4%(県内57位) 39.5%

医療機関の外来患者数と費用割合は低い状況ながら、入院患者数と費用割合は、高いことがわかります。
さらに、一人当たりの医療費も約1600円高い状況です。
以上のことから、症状が悪化した後に医療機関を受診し、入院している方が多いと推測されます。

高額・長期入院の医療状況

表2を見ると、月100万円以上の高額疾患のうち「虚血性心疾患」と、長期入院となる疾患のうち「脳血管疾患」は医療費全体額の1割を超えているのがわかります。
また、人工透析患者は、糖尿病性腎症が、5割を超えている状況です。
これらは生活習慣病の重症化した疾患が多くを占めています。

 

医療費

全体額

生活習慣病が悪化した疾患
脳血管疾患 虚血性心疾患 糖尿病性腎症
表2 高額・長期入院の医療費
費用額

高額疾患

(100万円以上)

7億5,745万円 4,611万円 8,466万円

長期入院となる疾患

(6ヵ月以上)

5億245万円 6,824万円 2,522万円

人工透析患者

(長期化する疾患)

2億2,809万円 3,354万円 6,494万円

1億2,579万円

「平成28年国保データベース(KDB)システム」より

本当に怖い、生活習慣病

生活習慣病は、自覚症状がほとんどないまま、ひそかに進行していきます。
そのため、症状が出た時には、すでに重症化している怖い病気です。
しかし、早期に発見し生活習慣を改善することで、重症化を防ぐことができます。

特定健診を受診して体の状態を確認しよう!

生活習慣病を早期に発見するためには、健診を受診することが大切です。
40歳を過ぎたら、特定健診を必ず受診しましょう。健診の結果から、糖尿病・高血圧・脂質異常症を把握し、重症化を予防することができます。

年1回の受診が、皆さんの健康を守ります!


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