第14回全国水源の里シンポジウム開催記録
全国水源の里シンポジウム 開催記録
第14回 全国水源の里シンポジウム in 福島県喜多方市
持続的発展のための地域戦略
~社会の大転換期における水源の里が持つ多様な価値を生かして~
令和4年10月27日(木曜日)・28日(金曜日)において、本市で2回目となる「全国水源の里シンポジウム」を開催しました。
シンポジウムでは、地方が直面する社会の変革や課題に対して、その克服に向けた取組を実践している住民、自治体、有識者が一堂に会し、地方創生、田園回帰の流れを捉えながら、持続可能な地域づくりをするために、地域自らがどのように戦略をたて、どう取り組むべきなのか、我が国全体の問題としてとらえるとともに、「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」の理念に基づく流域連携の必要性を全国にアピールする場とすることができました。
オープ ニングイベント 会津喜多方祭囃子盆踊り保存会 |
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主催者挨拶 実行委員会委員長 |
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基調講演 |
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パネルディスカッション コーディネーター |
大会宣言 |
開催趣旨
私達が暮らす「水源の里」は、豊かな自然に恵まれ、水源の涵養や自然災害の抑止等、国土の維持・保全、良好な生活環境の形成に欠くことのできないものであり、「水源の里」に住む人々は、自然を活用しながら生活を営み、様々な産業や文化を育み、それらを継承しながら、都市部に暮らす人々の食料、水、エネルギーを供給し、質の高い生活文化など我が国の暮らしを支える大切な役割を果たしていますが、都市部への人口流出、少子・高齢化により、過疎化が進行し、地域活力の低下や山林の荒廃を招いています。
一方、新型コロナウイルス感染症の世界的なまん延、革新的な技術開発による社会の転換期を迎える中、「水源の里」が有する多様な価値が見直され、都市部の若者の地方への移住、デジタル化できないものの価値の向上など田園回帰の潮流が強まるとともに、革新的技術による地域課題の解決も期待されており、令和3年4月には、多様な機能や役割が一層重要になっている「水源の里」などの過疎地域の持続的な発展を支援する「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」が施行されました。
そこで、直面するこのような社会の変革や課題に対し、その克服に向けた取組を実践している住民、自治体、有識者が一堂に会し、地方創生、田園回帰の流れを捉えながら、持続可能な地域づくりをするために、地域自らがどのように戦略をたて、どう取り組むべきなのか、我が国全体の問題としてとらえるとともに、「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」の理念に基づく流域連携の必要性を全国にアピールする場としてこのシンポジウムを開催します。
日時
令和4年10月27日(木曜日) 13時00分~17時00分(開場11時00分) 参加料無料
会場
喜多方プラザ文化センター
基調講演
【演 題】水源の里 持続的発展のための地域戦略
~社会の大転換期における水源の里が持つ多様な価値を生かして~
【講 師】徳島大学 准教授 田口 太郎 氏
パネルディスカッション
【テーマ】地域戦略のための「ヒト」・「モノ」・「カネ」づくり
【コーディネーター】遠藤 和子 氏
(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
農村工学研究部門 資源利用研究領域 研究領域長)
【パネリスト】 石島 来太 氏(NPO法人かけはし 代表理事)
松崎 健太郎 氏((株)オクヤピーナッツジャパン 代表取締役)
堀 恵子 氏((株)河京 監査役)
秋山 綾子 氏((一社)日本ポジティブヘルス協会 代表理事)
主 催
第14回全国水源の里シンポジウム実行委員会、一般財団法人自治総合センター
協 賛
全国水源の里連絡協議会:平成19年に過疎・高齢化の進行などにより消滅の危機に直面している集落を持つ市町村が、
この問題を国民運動として展開し、国などに政策の展開や支援を呼びかけ、全国の水源の里の活性化を
図るための組織として設立された団体です。現在147自治体が参画し、多くの協賛団体等とつながりを
深めています。喜多方市も設立当初から参画しています。
配布資料等
シンポジウムパンフレット [PDFファイル/14.04MB]
大会アピール [PDFファイル/119KB]
水のまち喜多方PR動画 https://www.youtube.com/watch?v=uZVyn8nWgZc<外部リンク>