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令和3年1月27日開催分(山都総合支所)の主な内容

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月29日掲載

1 個人

⑴ 福島県立高等学校の再編整備について(耶麻農業高等学校と会津農林高等学校の統合について)
⑵ 山都診療所の閉院について

〈市 民〉 1点目、耶麻農業高等学校の統合問題について、これまで議員、各種団体、父兄、OBなど多くの方々から統合しないでほしいという話があったと思うが、私の考えを述べさせていただきたい。

 耶麻農業高校の生徒は、他の学校には見られない温かさがあり、ウォーキングをしていると、朝晩のあいさつはもちろんだが、暑い日は、「おばちゃん、熱中症に気を付けてね」などと声を掛けてくれる。本当にうれしいが、その学生の往来が無くなるのが一番つらい。需要と供給もあるので、仕方がないと思う反面、これまでの陳情等あるが、県では一歩も譲らないという考え方なのか。

〈市 長〉 耶麻農業高校は、昭和20年代に創設されたが山都の方々が開学にあたって、土地を提供するなど、大変な苦労をしてきた。時代の変化に対応しながら、農業を中心にやってきており、最近では、ライフコーディネート科の生徒が文部科学大臣賞を受賞するなど、生徒たちは地域の方々と溶け合って一生懸命勉強している。地域の方々の耶麻農高に対する支え合いや、先生方、歴史伝統等、皆で支え合っていると感じている。

 県立高校の見直し再編があり、県ではすでに決まっているという話だが、創立70年以上経つ中で、地域や山都の皆さんがどれほどの思いで、学校を作りあげてきたのか。それが一瞬で無くなってしまう。毎年、駅や市役所に花を展示したり、畜産ではA5ランクの和牛を販売したりしているという状況を県はどう思っているのかと何度も話をしたが、結果的には、今後さらに少子化が進んでいるので、今から対応していると。

 山都では、地域の皆さんが絶対無くしてはならないと署名活動をし、2,000筆以上集まり、それを県へ持って行ったが、結果的には統合するという話だ。私としても山都町民の願いをしっかりと受け止めながら、この伝統や歴史を紡いていくために、何かしなければならないと思っている。

〈市 民〉 耶麻農高生は、ソバ打ちなど、地域のイベント等で活躍しているし、ライフコーディネート科の生徒は文科大臣賞をもらったり、アスパラのどらやきを作って販売したりとさまざまな活動をしているのに、もったいないと思う。生徒数が少なくなっているので、経営等の面で大変な部分も分からない訳ではないが、何とかならないのか。分校のような形にして、実習などを耶麻校でやったらいいと思っている。

〈市 長〉 先人が、この地に県立高校を作ったという思いは、無くしてはならない。何らかの形で残さなければならない。あの学校が無くなってしまうと、山都がこれまで築き上げてきた地域づくりが無くなってしまう。そうならないよう、今考えている。

 一昨年、福島大学に食農学類ができたので、大学の農場や実習の場としての活用の話もしており、関係者も興味を持っている方もいるようなので、無くさないよう訴えてまいりたい。最悪、学校が無くなったとしても、今まで以上に山都町の地域づくりの核として何かないか、若者に利用していただけるような形で進めてまいりたい。

〈市 民〉 人の往来が無くなると、町も疲弊していくし、ますます過疎化になってしまう。そうなれば、若者が来るはずもない。ぜひ、よろしくお願いする。

〈市 長〉 町内の中で、統合は仕方がないということではなく、統合は絶対に反対だというのもなかなか難しいが、何に利用していくのか、どのような方法がよいのか皆さんで話し合いをしていただきたい。それを踏まえて、総合支所を含め、皆で考えてまいりたい。

〈市 民〉 2点目、山都診療所の閉院についてだが、実際に診察を受けている方にとっては、手足がもがれてしまうような思いだ。若い方は車で移動できるので、診察を受けている方の大半は高齢者だと思うが、本当に3月末で閉院してしまうのか。

〈市 長〉 今のところ、その予定だ。

〈市 民〉 需要と供給が成り立たなくて、赤字なのか。

〈市 長〉 すでに赤字で市が財政支援している。安部医院も無くなり、さまざまな財政支援をしながら有隣病院にお願いしていた。コロナ禍の影響もあり、事務員、看護師や薬剤師も不足している。

〈市 民〉 医師、事務員、薬剤師、看護師それぞれ1名、最低限のスタッフに絞れば何とかなるかとも考えたが、それでも無理か。また、山都には介護施設がいくつかあり、医師が常勤している施設もある。その施設の1室を借りて、ほっときらりの3人の常勤医師のうち1人を派遣してもらい、予約制で診療できないか。

〈市 長〉 1つの例だと思う。市では、「閉院やむを得ない」という話を聞いてから、さまざま対応してきた。施設や水回りが老朽化しており、修理等には相当な費用を要する。山都保健センター等を利用しての診療はどうかと話もして、有隣病院の医師やスタッフの方々にも見ていただき、改修予算を組むかというところまできたが、最終的に経営状況が良くないということで、このような話になった。

 当面は、有隣病院までバス送迎をするという話しだが、地元の方々にとっては、それではダメだという声が多いので、財政支援も含めて町民の命を守る拠点でもあることから、もう一度、保健センターの活用など条件整備の話をしていく。

 問題は、医療の人材不足にあり、特に、医師が足りない。奨学金制度を作るなど、人材育成も必要だ。また、薬剤師も人材不足であり、電話で調剤し宅急便で薬を届けるという事例もあるので、あらゆるものを検討し、どのような形でできるのか検討している。

〈市 民〉 最悪、閉院となった場合、一つ提案がある。山都・喜多方間や山都・坂下間をワンコインで利用できるような医療バスを整備してほしい。デマンドバスは、予約制で買い物などには適していると思うが、具合が悪い人の利用は違和感がある。足があるということは、医療費より交通費がかかったとしてもありがたいと思っており、週2回程度でもいいので、医療バスがあれば、未来は明るい。

〈市 長〉 昨年から、市内で循環バスの実証試験を行っており、スーパーや有隣病院もルートに入っている。閉院は大変なので、今までの患者さんや町民をどのような形でカバーしていったらよいか。保健センターを改修するなど、病院で持ち出しの無い方法や、老人保健施設等も含め、いろいろな方法を検討してまいりたい。

〈市 民〉 バスで坂下まで通院しているが、私も含め、1人、2人しか乗っていない時もある。このバスも、いつかは廃止かなと考えると、お先が真っ暗になる。バス会社と連携し医療バスを運行していただけたら、老後も明るい。

〈市 長〉 最悪、閉院した場合、足の確保は十分検討しなければならない。現在、再生可能エネルギーに力を入れているが、それらの収益の一部で公共バスを運行するといったまちづくりも大きな目標に掲げている。都市部の高齢の方々も喜多方に移住してもらえるようなまちづくりが理想だ。

〈市 民〉 耶麻農高が無くなり、山都診療所も無くなるなど、何もかも無くなってしまう。10年、20年後、山都町は年金受給者だけの住む町になってしまうと思うが、市では、10年後のビジョン等はあるのか。

〈市 長〉 ビジョンに基づき市政を運営している。山都町には、いいものがたくさんあるので、行政がお手伝いして、もっと人が戻ってくるよう、エネルギーの件も含め循環型社会を作ってまいりたい。

〈市 民〉 農業の後継者も不足しているので、山都を稲作のまちにしたり、ソバ工場を作ったりすれば、都会から若者や仕事がない人を引っ張って来られる。何も無いようなところへは、誰も来ない。

〈市 長〉 昔のような良い山都町を作るため、いろいろなアイディアを出していただき、行政がそれに応えられるようにしてまいりたい。地域支え合い会議を山都でも組織していただいたので、行政も含めて、皆で地域づくりをして、子どもたちが夢や希望を持って、高齢者と一緒に生活できるような喜多方、山都町を作ってまいりたい。

2 個人

⑴ 獣害対策について【駆除について(電気柵の補助金制度等)】
⑵ 旧山都第三小学校の活用について
⑶ 大規模林道改良に伴う飯豊町との交流について
⑷ 県道藤巻・弥平四郎線の再開予定について

〈市 民〉 1点目、獣害対策は、最も重要な課題だ。一ノ木地区では、イノシシの被害が特にひどい。電気柵をしない田は、ほぼ全滅で耕作者も意欲を無くし、耕作を諦める人も出てきている。昨年、市補助を受け電気柵を設置したが、それ無しでは作物は難しい状況だ。電気柵を広げたいと考え、市の担当者に相談したが、補助金を一度利用した人は該当しないと言われ、大変苦慮している。私だけではなく、一ノ木地区で組合を作り、電気柵を設置したいという人もいるので、再補助できるよう要望したい。被害の実情を加味していただき、ぜひ補助制度を見直ししていただきたい。

〈市 長〉 有害鳥獣被害は、一ノ木地区に限らず、他地区でも大変な状況だが、電気柵の設置は、被害を防ぐため一番効果があるようだ。2年続けての補助はダメだという話だが、令和3年度は団体枠で対応できるので、希望があればそれに沿えるよう対応してまいりたい。

 喜多方、山都だけではなく、県全体で有害鳥獣の駆除を含め対応すべきと思っている。会津振興局の中でも、広域的に対応しようという話が出ており、例えば、西会津で徹底的にやれば、山都に移動し、山都で徹底的にすれば、上三宮や慶徳に移動するので、全体で適正頭数はどのくらいか考えて対策すべきだ。国や県の施策の中で、部分的ではなく全体でやらなければ仕方がないので、さまざまな団体を通して、強く申し入れをしている。

 せっかく丹精込めて育てて、収穫間際に一晩でやられてしまうと生産意欲が無くなる。電気柵については、団体枠で対応できるのではないかと担当から聞いているので、相談いただきたい。

〈市 民〉 稲作をしている人が年々減っている中で、作付けを委託される件数が増えている。委託する人(地主)が電気柵を付ける訳ではなく、受託者の私たちが、そこまで負担しなければならない。そういう点も踏まえ、対応をよろしくお願いしたい。

 2点目、旧山都第三小学校の今後の活用についてだが、今までは、東京で専門学校を経営している方が利用していたが、震災以降、利用しなくなった。無償でも借りる人がいないので、東大和市等で少年自然の家や学校・塾の合宿所等に活用していただくなど、知恵を絞って有効活用してほしい。

〈市 長〉 この方は、山都に対する思い入れが強いが、なかなか足を運ぶのが困難な状況だ。あれだけの施設、もったいないので、利活用できるよう考えてまいりたい。旧山都二小のように、別な形で使っていただける法人があればよいと思う。

 このコロナ禍で、田舎暮らしや自然の大切さが再認識される時代になってきたので、終息後の地域づくりを山都第三小学校の件も含め検討してまいりたい。地元で使える形がよいと思っている。

〈市 民〉 校庭は、老人クラブ等でグラウンドゴルフやゲートボールで利用しているが、建物がもったいないので、利活用をお願いしたい。

〈市 長〉 根気強くいろいろな形でPRしてまいりたい。地元でも何かいい案があれば、よろしくお願いしたい。研修所としての利用もいいと思う。

〈支所長〉 研修所としては、お風呂がない。川入寄覧所館の資料等も、今のままだとダメになってしまうので、しっかりと保管するため移したいと考えている。

〈市 長〉 お風呂は、いいでのゆを活用すればいい。山都も含め埋蔵文化財がたくさんあり、各施設に分散しているので、それらも含めた利用や、社会福祉法人等の民間に利用していただければと思う。

〈市 民〉  3点目、今、大規模林道の工事をしているが、一ノ俣橋梁ができれば、大型観光バスも通行でき、飯豊町とのさらなる交流も可能となる。冬期間は通行止めになるが、夏は、バイクのツーリングも多く、道路も良くて信号もないので、魅力的なコースだ。この道路を活用し、交流が促進されればいいと考えているが、いかがか。

〈市 長〉 隣町で昔からのつながりや、飯豊山の関係もある。飯豊町の黒ベコ祭り、本市のそば祭りなど、相互交流していたが、道路が出来た途端、災害で通行止めになってしまった。この道路は、県道熱塩加納・山都・西会津線になので、弥平四郎も含め広域的に対応してまいりたい。

 飯豊町は、林業を活用しバイオマス発電を行うなど、山を利用したまちづくりやさまざまな地域づくりを行っており、大変参考になる。年間を通しての交流は、冬期間もあり難しいが、今、中高年の登山ブームでトンネルの先から登山する人も多いと聞いているので、しっかりと連携していきたい。

〈支所長〉 令和2年秋に、飯豊林道の魅力について現地調査した。あの辺の紅葉は、針葉樹が一本もなく他では見られないので、それらを資源に取り組みを進めていければと思う。バイクや自転車以外にも歩くのも非常に良いと思うし、冬は、スノーモービルもいいのではないかという話もあるので、いいでのゆの活用も含め検討し、人が集まるところにできるよう、それらの情報を発信してまいりたい。

〈市 長〉 今、自転車ブームであり、以前やっていた雄国の恋人坂から雄国沼までのヒルクライムのように、秋の紅葉シーズンに、自転車も活用できないか。スポンサー等を見つければ、都会からもお出でいただけるし、いいでのゆへも宿泊していただける。ぜひ、飯豊町との交流も含めやってみたらどうか。

〈支所長〉 いいであいこさえ隊を中心に飯豊町との交流も含め活動している。道路の頂上付近のハスも魅力的なので、その辺もPRしていきたい。

〈市 民〉  4点目、藤巻・弥平四郎間の稲荷峠だが、数年にわたって通行止めになっている。(H28から)あの道路は、弥平四郎へ行くには最短のルートであり、便利で重宝していたが、再開の見通しはどうか。

〈市 長〉 喜多方と西会津の首長等で整備期成同盟会を組織し、毎年、現地調査を実施している。地すべり地帯であるので、なかなか厳しい状況で車両は通行できるのだが、大雨の時など事故に遭った時に備え、通行止めにしている。

 県としても力を入れている道路であり、熱塩のヒメサユリ、山都のそばなど、大型バスが通行できるようになれば、観光道路としても良いルートになると思うので、早期開通に向け、強く県に働きかけてまいりたい。


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