2020年10月2日 「東京都中野区との災害時における相互応援に関する協定式」
中野区との災害時における相互応援に関する協定式にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、新型コロナウイルス感染症の影響により、直接お会いすることができず、このようなかたちで残念でございますが、区長様や議長様もご出席いただき、災害時における相互応援に関する協定を締結する運びとなりましたことに対して、衷心より感謝申し上げます。
中野区様とは、これまで、なかの里・まち連携といたしまして、多くの事業を展開しており、「経済交流事業」として、多くの区民の皆様に当市農産物の安全・安心を積極的にPR出来る機会の提供や「事業者向けの交流事業」として、当市の事業者と区内事業者のビジネスマッチング等の機会を設けて頂いているところであります。
また、「観光・体験交流事業」としまして、当市が主催する「友好都市消費者モニターツアー事業」や中野区様が主催されております「中野区環境交流ツアー」を通し、多くの区民の方々が当市を訪れ交流を深めていただいております。
さらに、「環境交流事業」として、平成27年度に「中野区と喜多方との連携による地球温暖化防止のための森林整備等に関する協定」を締結させていただき、当市が実施する、地球環境の保護と森林整備に対しても多大なるご支援を頂いているところであります。
さて、毎年のように甚大な災害が発生しており、本年7月には九州地方を中心とした豪雨災害が発生しましたが、本市におきましても、7月28日からの大雨により人的被害は無かったものの、農地や農作物の被害が発生したところであります。
災害は、いつ、どこで発生するか分からず、本市もいつ甚大な被害を受けるか分かりません。そのような中、中野区様と災害時における相互応援に関する協定を締結することで、人的、物的な相互支援を行える体制が整備されますことは大変心強く感じているところであります。
結びに、中野区様とは今後とも、防災をはじめとして、観光や環境など幅広い分野で、より一層の連携を深められることを切に願い、ご挨拶といたします。
本日はよろしくお願いいたします。